『勝間式「利益の方程式」』は15年以上前に出版されたビジネス書ですが、いまだからこそ注目したい「利益を増やす思考法」が詰まっています。中古本なら220円で手に入り、コスパ抜群。本記事では、その要点と実際にどう活かせるかをレビューします。
この記事の目次
本の基本情報
- 書籍名:勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!
- 著者:勝間和代
- 出版:2008年 東洋経済新報社
- 中古価格:220円~(ブックオフ等)
本の要点まとめ
1. 万能利益の方程式を理解する
利益=(顧客当たり単価―顧客当たり獲得コスト―顧客当たり原価)×顧客数
利益を増やすコツは、この式に表されている。
2. 顧客単価を最優先に上げる
顧客単価を上げることは最優先事項。価格設定や支払い方法を工夫し、顧客が心地よく支払える仕組みを作る。
3. 獲得コストを下げる
自社に合っていない顧客より、ファン顧客に集中することで効率的に利益を確保する。
4. 原価を最適化する
品質や設備に過剰投資せず、チーム全体で改善活動を継続する。
5. 顧客数を増やす
ポジショニングやマーケティング戦略を通じて、持続的に顧客基盤を拡大する。。
読んでみた感想・実用性
売上よりも利益を重視することの大切さを、具体的な行動習慣とともに解説している点が印象的でした。特に「顧客単価を上げる」ことを最優先に掲げている点は、今の20~30代の副業や小規模ビジネスにも直結します。物価高と低成長の時代にこそ、実践的に役立つ一冊です。
こんな人におすすめ
- 事業の黒字化を目指す経営者やマネージャー
- ブランディングや顧客マネジメントを学びたい方
- マーケティング戦略を学びたい社会人
まとめ
220円で「利益をつくる仕組み」を体系的に学べるのは破格。売上や数字の大小にかかわらず応用できる普遍的な考え方が示されているので、経営者から会社員まで幅広く活かせます。今の環境で事業やキャリアをもう一段成長させたい人にとって、持っておいて損のない一冊です。


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